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トライアスロンの第1種目であるスイム、みなさんはどのような印象をお持ちでしょうか?
遠泳用のウェットスーツを着て、何百人もの人たちと同時に海に飛び込んで行き、底の見えない海を泳ぎ続ける。
言葉にするとなんだか恐怖を煽ってしまいますが、事実そうですよね。でも、しっかりと練習を積み重ねて、どういうことが起こるのかをイメージして覚悟を決めていけば乗り越えていけます!というわけで、トライアスロンのスイムについて見て行きましょう。
Contents
1.トライアスロンのスイムという競技について知ろう!
出来れば練習を始める前に、トライアスロンのスイムとはどういうものなのか?知っておきたいですよね。そんなイメージを膨らませてもらうために、実際にスイムを経験して感じたことをみなさんにお伝えしていきます!
1-1.どんなコースで泳ぐの?
トライアスロンでのスイムは基本的に海の上に一定の間隔で浮かべたブイをコースにして泳ぎます。
大会によって様々ですが、オリンピックディスタンスの大会ではほとんどの場合が防波堤の内側で、波が立ちにくい内海を泳ぎます。また、レースは波や潮の流れが穏やかな朝早くに行われるので、想像しているよりも穏やかな場合が多いです。
とはいえ、当然波はありますし海の底は見えない場合が多いので、それらに対する準備は必要になってきます。
1-2.ウェトスーツを着る理由は?
次に、国内のレースでは特に必須となっているウェットスーツです!トライアスロンで使用されるものは、サーフィンなどで使われるものとは異なり、泳ぐことを前提に作られたウェットスーツを使用します。
なので、浮力があることはもちろんですが水の抵抗をいかに減らすか、身体の動きにフィットさせるかを研究して作られていますので、はじめてウェットスーツを着て泳ぐと、想像以上に一かきで進むことを感じて、推進力が得られていることに驚かれると思います!
また、ウェットスーツは海水に身体が直接触れることを防ぎ、保温効果を得ることも出来ます。なので、泳いでいて寒いと感じることはほとんどありません。逆に夏場などは熱がウェットスーツの中にたまって熱中症になる方もいるので注意が必要です!
ウェットスーツについては、また別の記事でも書きますのでそちらもご覧くださいね。
1-3.泳ぎ方は何でも良いの?
基本的に、トライアスロンでの泳ぎ方はクロールです。ルールで決められているわけではないのですが、長い距離をタイムを意識しながら泳ぎきるにはクロールが1番です。
トレーニングを始めてすぐの方の中には、半分くらいを平泳ぎで、と考える方もいるようですが、実は平泳ぎの方が体力を使うってご存知でしたか!?平泳ぎは、長く顔を海中から出していられるため、呼吸としては楽に感じられるのですが、実際は全身をフルに使うし、腕の力もたくさん使うので疲労はどんどん蓄積されていくと思います。(クロールの選手が腕を鍛えるために平泳ぎの練習をするということを聞いたことがあります)
今では、長い距離を泳ぎきるためのクロールの泳法も研究されていますので、基本的にはクロールで泳ぎきると考えてください!
1-4.バトルって何?
トライアスロンのスイムのことをバトルと呼ぶ方も多くいらっしゃいます。それは、その言葉の通りトライアスロンのスイムでは、周りの人たちとぶつかります。みんなクロールで手をグルグルしてますから、殴られるような形になることもよくあります。上の写真は少し激しい状況ですが、密集している場所では、これに近いことが起こると思っていた方が良いかもしれません。
そういったことを含めて、バトルと呼ばれているのですが、何百人もの人が狭いコース内を一気に泳ぎ始めるわけですから、周りの人と接触したりということは当然ですよね。
ただ、これを知らずにレースに出て、いきなり周りの人と接触したりしたら慌ててしまって、事故につながるかもしれませんが、事前に知っていて心の準備が出来ていれば、慌てることなく対処することが出来ます。
他の人とぶつかってしまってもそういうものだと落ち着いていることが一番ですが、もしも少しでも混乱してしまったりしたら、一度止まって落ちついてから再スタートしましょう。時間は十分にありますし、混乱したままだと余計に体力を使います。
また、初めから人の少ないコースの外側(内側は、最短距離になるので慣れた早いがガンガン泳いでいます)を泳いでおくというのも1つの方法です。
2.さぁ、練習を始めよう!
スイムは、トライアスロンの3種目の中でも最もハードルに感じている方が多い種目ではないかと思います。だからこそ、しっかりと対策を事前に立てて練習すれば、必ずゴールが見えてきます。このサイトの他の記事でも出来る限り情報をお伝えしたいと思っています。
事前にしっかり準備をして、レースに臨みましょう!そのためにもさぁ、練習を始めましょう!!